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在宅ワークの課題、「ちゃんと働いている?」の見える化を実現! 2人の子供を持つ開発者が在宅ワークを実施、そこで見えたものとは?

2016.11.16

★IMG_5537(明るさ調整済み)先日、インテリジェンス ビジネスソリューションズが開発した、「労務可視化ツール」というツールが日経産業新聞に取り上げられました。

在宅ワーカーが抱える不安や悩み。「仕事をしていないと思われているかも、だからちゃんと仕事をしていることを証明したい」「出社している人と同じように評価されていないかも、ちゃんと評価をしてほしい」、こんな悩みを「労務可視化ツール」が解決してくれます。

日本には、業界を問わず、長時間の労働を行っている企業が非常に多く存在し、働き方そのものを見直す必要が出てきています。

そして、急速に少子高齢化が進んでおり、数年後の労働力を確保するためにも、新しい働き方の一つ、通勤をしなくても仕事ができる「テレワーク」に注目が集まっていますが、企業側の導入はなかなか進んでいません。その足かせとなっているのが「セキュリティの問題」と「労務の問題」と言われています。

今回は在宅ワーカーの”働いていることを証明するツール”として、また、企業側の”労務の問題”を解決するツールとして「労務可視化ツール」の開発を担当した原山智宏さんにインタビューをしました。

原山さんは、開発担当者ということで、チームのメンバー全員に在宅ワークを導入し、また、ご自身も在宅ワークを実施。その中で見えてきたことや、私生活での変化も沢山あったと言います。

在宅ワークをしてみて分かったことは?労務可視化ツールを導入することでの在宅ワーカーへの影響など、原山さんに伺います。★IMG_5479(明るさ調整済み)-「労務可視化ツールとはどのようなツールなのでしょうか?

在宅勤務制度を導入している企業がそれぞれの在宅ワーカーにどのような業務を任せているか、在宅ワーカーがどれ位いるのか、その会社のシステム環境、在宅ワークにおける制度や上司・同僚の理解など、環境によっても異なるのですが、一般的に、在宅ワーカー側は「働いていないと思われているのではないか」「ちゃんと評価されないのではないか」といった不安を持っている人が多いと言われています。また、在宅ワーカーを抱える管理者も、在宅ワーカーの就業状態が目の届かない環境であることから、「怠けているのでは?」といった疑問を持っており、その結果、公平な評価が難しい、という声をよく聞きます。

そこで考えたのが、目の届かない環境で“働いている情報”が見ることができる「労務可視化ツール」の開発でした。

-管理者がチラッと働いている情報が見れるとは面白い発想ですね。実際はどのような情報が見られるのでしょうか?

このツールはPCの操作ログを取得します。何ができるかと言うと、PCを開け閉めした時間、PC上で開いたアプリケーション名、メールの件名、サイトの閲覧タイトルなどを時間ごとに表示することができます。

これにより在宅ワーカーは仕事をしているという証明ができ、管理者は働いている時間から作業内容までを目の届かないオフィスはもちろん、自宅からでも見ることができるので、双方感じている「働いていないのでは?」といった不安を解決することができます。★IMG_5520-情報を見れることで、働いているという証明は可能になりますね。開発チーム全員が在宅ワークを実施されたそうですが、実際にやってみて分かったことはありましたか?

35名のチームメンバーに半年間にわたり、週に何度かの在宅ワークを実施してもらいました。在宅ワークにおける問題、課題が何なのか、自分たちで感じるためです。

実際にやってみて分かったことは、意外にも一部の社員が「働き過ぎてしまう」ということでした。通勤がないため、仕事とプライベートの境目がなく、いつまででも仕事ができてしまう、そしていつでもできるため、休日も仕事をしてしまうということ。また、往復1~2時間の通勤時間が削減されるため、その分仕事をしてしまうということもあったようです。

そこで、仕事の成果だけでなく、労務管理責任の観点、残業時間の把握と抑制するための機能として、

・1日のPCの使用時間を可視化

・月間の時間外労働の集計時間の表示

・一定の残業時間を超えて在宅ワーカーをまとめて表示

これらの機能を備えたシステムを作ることで、労働時間の把握、残業の管理が出来るようになりました。

-「怠ける」のではなく「働き過ぎる」のですね、それは意外でした。その他に社員の方からの意見はありましたか?原山さん自身も在宅ワークをしたということでしたが、何か変化はありましたか?

在宅ワークをしている全社員にアンケートを実施した結果、一部の社員は「働きすぎてしまう」というネガティブな意見の一方で、プライベートの時間が増えたと回答している社員が7割以上、また業務の効率化ができたと回答した社員も8割以上いました。業務効率化、ワークライフバランスの向上、ストレス減を実感したという結果も見えてきました。

「働いすぎる」という意見は「労務可視化ツール」で解消できますので、在宅ワーク自体は社員にとってとても良い制度であるという結果だと思います。

私自身も在宅ワークをやってみて、これまでほとんど平日には取れなかった子供と触れ合う時間をつくることができました。保育園の送り迎えや、夕食の準備、一緒に食卓を囲み、お風呂に入る、テレビを見る、ということができるだけで、子供も喜びますし、私自身の生活も充実しました。

また、妻も仕事をしているので、私が子供の面倒を見ることで、妻もリフレッシュができると喜んでいます。

在宅ワークは仕事もプライベートも充実することができます。在宅ワークを促進し受け入れる社会にするために、これからも意味のあるシステム開発をしていきたですね。★IMG_5534

 

今回はインテリジェンス ビジネスソリューションズでシステム開発を行う、原山さんにインタビューをしました。

「労務可視化ツール」、このツールによって、沢山の在宅ワーカーや在宅ワーカーを管理する管理者の悩みを解消して欲しいと思います。そして、もっと沢山の方が、オフィスでない他の場所でもはたらける世の中になっていけたらと思います。

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