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鳥取県「正規雇用1万人チャレンジ」から考える、地方創生実現のための「人材確保と雇用の質」とは

2016.03.29

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地方創生を実現するために、多くの地域が直面している課題に「雇用」の問題があります。雇用の場をつくること、雇用の数を増やすこと、雇用の質を高めること、地域によってはユニークな取り組みをしているところがあります。
ここでは、鳥取県の「正規雇用1万人チャレンジ」を取り上げながら、地方創生を実現するためにポイントとなる雇用の在り方を考えていきましょう。

地方創生実現に向けて、鳥取県の「正規雇用1万人チャレンジ計画」

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地方創生実現のために、面白い取り組みをしているのが鳥取県です。2018年度までに県内正規雇用1万人を達成するために、「正規雇用1万人チャレンジ計画」を推し進めています。具体策を盛り込んだ201年度のアクション計画では、関連予算として160億円を見込み、県をあげての重要施策となっています。
軸になる戦略は、働ける場所を増やすこと、人材を確保し育成すること、雇用の質を高めて正規雇用に転換することなどです。県就業支援課には、「人材確保・育成、雇用の質の向上に重点」を置いた対応が期待されます。

製造やIT分野などの「成長産業の取り込み」がカギに

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地方でも雇用の場をつくるうえで欠かせないのが、成長分野の取り込みです。注目は、製造業とIT分野です。製造業などでは、企業の誘致や増設などの支援をスピーディーに展開できるかどうかが重要です。また、IT分野では、最先端の技術を持った人材の確保が課題になります。そのためには、インターンシップへの支援や、県外に流出している人材を呼び戻すIJUターンへの支援が大切になります。

「非正規社員から正社員へ」、雇用の質を高めて労働力の定着をねらう

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雇用の質を高めることは、労働力の定着につながります。とくに、ジョブマーケットで弱者になりがちな若年層や女性に対する就労支援は、どの業種でも安定的な労働力を確保するうえで解決したい課題のひとつです。

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なかでも、正社員を希望していたにもかかわらず、現在はやむを得ず非正規社員として働いているワーカーを、正社員に転換することは、ひとつの解決策になります。ワーカー自身の生活の安定につながるだけでなく、企業からしても一定の経験を積んだ即戦力を手に入れることができるでしょう。

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