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テック業界が女性に優しい職場環境の実現に向けて、解決すべき「本当の問題」とは?

2016.05.04

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テック業界が抱え続けているのが、「女性の雇用問題」です。最近では、少しずつ女性が活躍する機会が増えてきたテック業界ですが、まだまだ女性が活躍するには厳しい業界のひとつです。

それは、米シリコンバレーでも同様です。テック業界が抱え続ける「女性の雇用問題」につて、本当の問題点を探っていきましょう。

女性のキャリア形成を妨げる潜在的な問題点とは?

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テック業界における女性の雇用問題の原因として考えられるのが、女性に優しくない労働環境があげられます。性別によるあからさまな差別こそないものの、潜在的な女性軽視の一面が見られます。それは、仕事と育児の選択を迫られた女性が、双方を満たせる労働環境の選択肢が極めて少ないことです。

それを改善するためには、育児をする女性が柔軟に仕事復帰できるような産休制度を設けることです。これにより、産休後のスムーズな仕事復帰が実現され、バーンアウトを防ぐことができます。

イメージが悪い?女子学生がテック業界に興味を持ってもらえるためには

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長期的にテック業界が女性の活躍を望むのであれば、やはり女子学生を多く取り込む必要があります。しかし、Girls Who Codeによると、74%の女子中学生がSTEM(科学・テクノロジー・工学・数学)科目に興味を持っているにもかかわらず、大学進学の際にコンピュータ科学を選択する女子高校生はわずか0.4%になるといいます。

中学生から高校生になるにしたがって、コンピュータ科学への興味を著しく失ってしまうのは、どのような要因が考えられるのでしょうか。

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もっとも大きな要因は、女子学生が持っているコンピュータ科学分野へのイメージではないでしょうか。もちろん、女性に優しくない労働環境に対する悪いイメージもありますが、女性がコンピュータ科学分野で活躍しているロールモデルをテック業界が示せていないことも大きいと考えられます。

「女性の雇用問題」に対して、テック業界はまず何をするべきか

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テック業界が女性の雇用問題に対して、最初に取り組みたいことは、今この問題を抱えているということを認識することです。

まず、職場の中を観察してみましょう。その中に女性が何人働いているかということに気付くだけことから始めましょう。そのうえで、求人から面接、担当する業務、人事評価やキャリア形成、それらに伴うトレーニングなどについて、女性に優しい職場環境とするために議論します。具体的な数値目標に落とし込んだ後、女性の雇用問題が解決に向かって進んでいるかを測定し、確認することが大切です。

テクノロジーは、私たちの生活を豊かにするだけでなく、女性も活躍できる職場環境のダイバーシティ実現にも重要な役割を担っているのです。

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