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結論、バイトは人生を豊かにしない!朝4時〜23時まで毎日働いたミスター慶応準GPが悟った「自分への投資の大切さ」

2016.08.04

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撮影:テラウチギョウ

みなさん初めまして。慶應義塾大学文学部3年の小林廣輝(こばやし ひろき)と申します。昨年のミスター慶應コンテスト2015で準GPをいただきまして、世間的に見ると今をときめく「The リア充大学生(光)」といえるでしょう。

その準GPの去年1年間は、80単位フル単(月曜〜金曜1〜5限毎日きっちり出席)、ミスター慶應コンテストの活動、留学準備(試験や面接)などをしながらアルバイトも週4日していました。

アルバイトを行いつつ授業にもきっちり出席しているので、「ミスター慶應のエントリーNo.3の人(小林)は、三田キャンパスに住んでるんじゃね?」と時々噂されていたらしいですね、悲しいです。

今回は忙しさのために「現実世界のリア充」を犠牲にした僕だからこそ知る「学生バイト」のあれこれを書きたいと思います。

アルバイトで手に入る能力は、マニュアル仕事を素早く行う能力だけ

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撮影:テラウチギョウ

まず、去年のある1日のスケジュールを書いてみたいと思います。

・4時起床、家の前のセブンイレブンで朝勤
・朝勤が終わったら1限から学校の授業を受講
・18時、学校が終わると某アパレルorバーガー屋でアルバイト
・22時から1時間家庭教師
・帰宅

とにかく毎週毎日、早朝からアルバイトを3つはしごしつつ学生生活を頑張るという生活を繰り返してきました。「せっかくやるからには、アルバイトの中で何かを手に入れてやる(メラメラ)」と毎日意気込んでいたのです。

しかし、実際に1年間この生活をしてわかったのは、学生がアルバイトをして得られる能力とは「マニュアル化された労働を素早く消化する能力でしかない」ということでした。

こういうことがありました。

某アパレル店でお客様と出会った時の第一声を「いらっしゃいませ」にしていたのです。すると、「仕事が出来ない」とみなされてマネージャーと口論になりました。そのお店のマニュアルでは顧客に対して発する言葉は「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」とされていたのです。

いつまで経っても挨拶を変えなかった僕は「仕事が出来ない」と評価されました。この現象は、アパレルだけでなくコンビニ、ファストフード、引っ越しなど別のアルバイトでも同じでした。違うやり方で同じことが出来たとしても、マニュアル外のやり方は許されないのです。

つまり、アルバイトの広告で「アルバイトでマーケティング能力や、コミュニケーション能力を得ました!」と書かれていても、それらは「慣れ」で仕事が素早く出来るようになっただけ。アルバイト先のマニュアル内の行動しか許されていないのですから。

「思考しつつ働く人間」はアルバイトに求められていない

企業は、現場に入ってすぐの人間でもすぐに戦力として仕事をこなせるように「マニュアル」を作ります。その中には挨拶の方法や言葉遣い、さらには所作振る舞いまで覚えやすいように書かれています。内容を覚えれば誰でもすぐに現場で活躍できるわけです。

だから企業は、あるいは少なくとも僕がアルバイトをしていた企業は、「思考しながら働く人間」を求めていません。大抵のアルバイトとは、マニュアルを学生に渡して、学生はそれを素早く行うことで賃金を稼いでいるだけなのです。

自分の人生をダメにする必要以上のアルバイト

近年学生アルバイトが増えている背景には、正社員を減らしてアルバイトを増やすという事情が企業側にあるのでしょう。

ですが、学生である僕の実感から言わせていただくと、「自分で消費するものは自分で稼ぐ」という学生の姿勢も影響していると思います。つまり「遊ぶ金は自分で作る!」ということですね。

そうした学生の姿勢に関して、僕がお伝えしたいのは「そのアルバイトは本当に必要?」ということです。必要以上にアルバイトをしている学生が多すぎると僕は感じています。

「良い服が欲しいから」「飲み会に行きたい」など刹那的な欲求を満たすために、アルバイトをしまくるアルバイトゾンビが多い。そんな方々は自分の人生をダメにしているとしか僕には思えません。

学生の時間は「社会人になってお金を稼ぐ基礎を構築する時間」

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撮影:テラウチギョウ

経済的な側面で考えれば、学生の時間とは「社会人になってお金を稼ぐ基礎を構築する時間」であると言ってもよいでしょう。学生時代にどれくらい自分に対して時間を投資したかでその後の人生でいただけるお金の額が変わってくるということです。

たとえば学生時代、仮に1日7時間のアルバイトを週に3日やっていたとします。そうすると1週間では3(日)×7(時間)=21時間。1か月に換算すると84時間。1年で約1000時間になるわけです。1000時間といえば法律の国家資格である行政書士の資格を取得するのにかかる平均的な時間に相当します。

そのアルバイトに1年間費やした時間を行政書士の勉強にあてれば、資格を取得できるでしょう。その後の人生で、収入も増えるかも知れません。TOEICや留学もまた然りです。

学生の1時間とは「社会人になった際の1時間」の価値を何倍も大きくする可能性を持っているのです。

社会人として最高の働きぶりをするため、大学時代のアルバイトは必要最低限に!

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僕は自分の活動柄、人前に出ることが多くその度にインプットのなさを後悔してきました。特に去年のミスター慶応準GPとしての活動期間中はそれが顕著だったのです。その原因を分析すると自分の未来に対して投資する機会を持ってこなかったことが原因だと思っています。

朝4時から夜までアルバイトをしていた私の結論はずばりこれです。

“社会人になってから最高の働きぶりをするためにも、学生時代の大切な時間は自分への投資に活用する。必要最低限の時間だけをアルバイトには使う”

日本を共に背負ってゆく若い世代のみんな、頑張っていきましょうね!

小林廣輝
twitter→ @cultivate_new

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