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話し方で仕事の成果は9割キマる! ビジネスコミュニケーション力をアップさせる厳選10冊

2016.12.09

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どんな職種・業種でも、どんな役職でも、世のビジネスパーソンにとってコミュニケーション能力は絶対に欠かせません。その中でも会話を円滑に進めるうえで重要な「話し方」は、誰もが自然に身につけているようでありながら、実は理論と実践と練習を積み重ねることで磨かれる、奥の深いテクニックの結集です。

というと、高度な能力を求められると思われるかもしれませんが、上手な話し方を身につけることは決してむずかしいことではありません。シンプルなルールやちょっとした技術を意識するだけで、今まで人と話すことが苦手だった人も瞬く間に交渉上手に激変することもあるのです。

今回は、そんな話術に長けた有名人・著名人の「話し方」に関するバイブルをご紹介します。どれもすぐにビジネスシーンで効果を発揮するだけでなく、プライベートでも応用できる名著ばかり。さっそく自分にあった一冊を見つけましょう。

【話術のエキスパートが伝授!プロのトーク術5冊】

1.スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン カーマイン・ガロ(著)/日経BP社

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画像出典:楽天ブックス

「プレゼンといえばジョブズ、ジョブズといえばプレゼン」と言っても過言ではないほど、プレゼンの神様として知られるスティーブ・ジョブズ。本書では彼のプレゼンテクニックと哲学をあますところなく開示しています。

なぜ彼のプレゼンは印象に残り、人を動かすのか……そのルールのひとつひとつは、実にシンプルで平易なものばかり。「ストーリーを作る」「体験を共有する」「仕上げと練習をする」の三本の柱を元にした話法は、誰でも再現可能な技術です。決してジョブズがカリスマ性や商品に頼っていたわけではなく、ごく基本的なテクニックを駆使していたことが分かります。

著者も推奨しているとおり、ジョブズの過去のプレゼンをYouTubeで見ながら本書と照らし合わせれば、より理解が深まり、すぐにでも実践に活かせそうです。

2.カーネギー 話し方入門 D・カーネギー(著)/創元社

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ジョブズがプレゼンの神なら、こちらはスピーチ王のデール・カーネギー。初出は1984年ですが、今なお、その理念とスタイルは色褪せません。

内容はスピーチ・演説に特化しているものの、「分かりやすい言葉遣い」「相手に興味を起こさせる」「言葉遣いの改善」といった基礎的なメソッドが、今日の会議やちょっとしたプレゼンでもすぐに活かせるテクニックとして紹介されています。

例えば「上手な話し方の秘訣」の章において、話の中でのメリハリや声の調子・強弱の重要性を説くあたりの筆致は重鎮ならでは。なによりも、本書内で技術解説のマクラに挟み込まれる上質なエピソードの数々が、まさに人を惹きつけるトーク術そのものになっていることに感動します。

3.伝える力 池上 彰(著)/PHP研究所

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こちらは「分かりやすさ」が大いに見られる話術で知られる池上彰氏が、ビジネスパーソンに向けてその能力を伝授する一冊です。

本書では相手の心をつかみつつ、円滑にコミュニケーションを図るための方法をはじめ、誰でもが日常的に身に覚えのある「心理効果」までを丁寧に解説。話術だけでなく、ビジネスシーンに必須の「伝わる」文章の具体的な綴り方や、使ってはいけない言葉までも学べます。

真のコミュニケーションを生み出す要素は、ほとんどこの「伝える力」に帰結することを実感できるとともに、著者の「人に伝える」ことへの真摯なスタンスにも影響を受けること間違いなしです。

4.ツカむ!話術 パトリック・ハーラン(著)/KADOKAWA/角川書店

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ハーバード大卒のタレントという肩書きのほか、大学でコミュニケーション学の教鞭も執っている著者による話術レクチャー。彼ならではのユーモアに溢れた文章は通勤中にもスイスイ読み進められるはずですが、本書では本気の会話術・コミュニケーション術が展開されています。

ギリシャ哲学にも登場する「エトス」「パトス」「ロゴス」をファクターとした説得力アップ術や、「ロゴス」を応用した、相手に話を聞かせるテクニックなどを分かりやすいキーワードで解説。日常やビジネスシーンでの実践に落とし込んでいるので、理論に裏付けされた話術が身につきます。

中盤に挟まれている池上彰氏との対談も、彼らのコミュニケーションに対するノウハウや姿勢を垣間見ることができて参考になることばかり。表題どおり、読者の向上心もしっかりツカんでくれます。

5.ダボス会議に見る世界のトップリーダーの話術 田坂広志(著)/東洋経済新報社

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世界のトップリーダー2,500人がしのぎを削る「ダボス会議」。そんなダボス会議に関わる著者がビル・ゲイツ、キャメロン・イギリス元首相、クリントン・アメリカ元大統領など15名のそうそうたるメンバーのスピーチをとりあげ、その話術を徹底解剖しています。

あらゆる分野における最先端の人々が集まるTED会議などをプレゼンの参考にしている人も多いなか、これだけの世界トップの話者たちのスピーチを冷静に話術の観点から分析している、なんとも貴重な1冊です。

「話術を超えたメッセージ」が重要だと著者も述べていますが、数多くの優れた話者のスピーチ術は、ビジネスシーンでも参考になる要素が盛りだくさん。かつ、読み物としてもバトルものの小説のようにドラマチックな展開が繰り広げられます。読破したあとは、実践してみましょう。

【弱点をピンポイントで鍛える!強化ポイント別5冊】

6.雑談力が上がる話し方 —30秒でうちとける会話のルール 齋藤 孝(著)/ダイヤモンド社

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プレゼンは得意なほうだけど、クライアントや後輩とのちょっとした会話が続かなくて……という人は、まず「雑談力」を高めましょう。ここで会得できるのは、サブタイトルにもある通り、雑談で相手と打ち解けるだけでなく、ビジネス上で得をする・活かすためのテクニックです。

「雑談は話術やトーク術とは違う」と語る著者によれば、雑談は本人が口下手であってもまったく問題ないと分かります。必要なのは、コツをつかむこと、そして雑談の重要性を理解すること。本書でのイラストや図解によるフローチャート式テクニック解説は、実践にもすぐにつなげられます

雑談力は、一度身につけてしまえば一生もの。雑談力を高めてコミュニケーションの達人を目指せば、ビジネス上でも、無駄な損を被ることは格段に減るのではないでしょうか。

7.パーソナル・インパクト 「印象」を演出する、最強のプレゼン術 マーティン・ニューマン(著)/ソル・メディア

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2020年東京オリンピック・パラリンピック招致を決定づけたとも言える「お・も・て・な・し」。こちらを演出した著者が、「印象」の演出術に特化したのが本書です。

パブリックスピーキングにおいて重要な立ち方、目線、ジェスチャー、表情、間の取り方などの具体的なパフォーマンス術から、5W1H「(いつ(When)・どこで(Where)・ だれが(Who)・なにを(What)・なぜ(Why)・どのように(How)」といった話法の見直しなど、イラストや写真を交えて紹介しています。さながら個人トレーナーが手取り足取り教えてくれるかのようです。

頭からつま先まで、すべてがコミュニケーションを最大限に生かすツールとする演出法は、実はシンプルなメソッドばかり。著者は英国人ですが、日本人のパートナーが執筆に関わっているためか、翻訳文が苦手な人でも、まったく苦にならない文章の読みやすさも特筆すべきポイントです。

8.仕事耳を鍛えるービジネス傾聴入門 内田和俊(著)/ちくま新書

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コミュニケーションにおいて、とりわけビジネス上においては、伝えることより「聞く能力」を磨くことが重要、という本書は「ビジネス傾聴」の貴重なバイブルとなっています。

話し手と聞き手間に生じるギャップ、相手を怒らせてしまう聞き方、間違った質問の仕方など、ビジネスシーンにはつい陥りがちな小さな失敗が溢れています。それらの原因はすべてこの「傾聴」を軽視しているからだと主張する展開には“なるほど”と頷けることでしょう。これを読めば、これからのコミュニケーションが劇的に変化するはずです。

本書では、「相手の個性に共感する」というSYP傾聴( Sympathize with Your Personality)を中心に、基本の聞き方、さらに一段階すすんだ「相手の本音を引き出す質問術」までをしっかり身につけることができます。これで今日から仕事耳のレベルアップを図りましょう。

9.「分かりやすい説明」の技術 最強のプレゼンテーション15のルール 藤沢晃治(著)/講談社

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こちらはタイトルで「最強のプレゼンテーション」と銘打ってはいますが、プレゼンに限らず、ビジネスシーンにおけるあらゆる場面で参考になる、「説得力のある説明術」を、みっちり伝授してくれます。

基礎から応用、果てはウィークポイントの上手な隠し方までもが網羅されているため、プレゼンや会議で活きる「話術」のほか、それを補足する企画書やスライド作成にも大いに役立ちます

最後の章には、各章で学んだ重要なルールが箇条書きされているのも、解説書として嬉しい配慮。読後もいつもデスクやバッグなど手の届くところにしのばせておけば、困ったときにすぐに再確認でき、手放せなくなります。内容も形式も、まさにプレゼンに向けた最強の技術書です。

10.伝え方が9割 佐々木圭一(著)/ダイヤモンド社

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博報堂出身のコピーライターで、日本のコミュニケーション能力の底上げをライフワークとする著者によるベストセラー。本書はビジネス上のシチュエーションを中心に「伝え方」に着目している点が特徴です。

相手の「ノー」を「イエス」に変える交渉テクニックについて、基本のメソッドを自分に叩き込めばプライベートでもビジネスシーンでも向かうところ敵なし。たった3つのルールでこれが実現できるという本書は、交渉ごとにプレッシャーを感じてしまう人にこそおすすめしたい1冊です。

そして、「サプライズ法」「ギャップ法」などのメソッドは、身近にいるコミュニケーション能力の高い友人や仕事のできる同僚を思い描いてみれば、彼らがすでに実践していたことに思い当たることでしょう。今からでも遅くありません。あなたも伝え上手の仲間入りを果たしましょう。

まとめ

著名人のトーク術解説の必読書から、「雑談」、「演出」、「傾聴」、「プレゼン」「交渉」と、強化したいポイント別厳選5冊を紹介してきました。いずれの本にもビジネスの場においては無視できないことばかりです。

どのページをめくっても、コミュニケーション能力には自信がある人も、苦手意識が強い人も、ハッと気づかせられる対人関係のヒントが詰まっています。さあ、読みやすく実践向きなものを厳選した10冊のなかから気になった本を手にとって、最強のコミュニケーション力を身につけましょう。

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