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「留職」が人材育成の新たなムーブメント? グローバルリーダー育成の取り組み

2016.04.19

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「留職」という言葉をご存知でしょうか?

聞き慣れないこの言葉は、「留学」にちなんだ造語です。日本企業が苦手としているグローバルリーダーの育成に、企業の社会貢献をあわせた大注目の取り組みをご紹介します。

「留職」の仕組みとは?

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「留職」は、勤めている会社に籍を置いたまま一定の期間、海外の公的機関、NGO、企業などで働くことです。主に、新興国などに派遣されます。
「留職」は、留職前、留職中、留職後の3段階で構成されます。簡単にご紹介します。

1. 留職前
留職先でどのような業務を行うかを決めます。また、留職する国の文化や風土への理解を深めます。

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2. 留職中
留職者は、本業で磨いた知識や経験を活かして、留職先の国のスタッフや他国のスタッフと連携して、決められたテーマを解決するための取り組みを進めます。コミュニケーションや仕事への取り組み方の違いに触れながら、現実的に解決する力を求められます。

3. 留職後
今後の働き方につなげるために、現地でテーマに対してどのようにコミットメントしたか、パフォーマンスはどうだったかなど、「留職」した経験を振り返る、まとめます。

日本にいるだけでは絶対に気付けない、「留職」ならではの経験とは?

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実際に「留職」に参加した人は、どのような感想をもっているのでしょうか。
とくに注目したいのは、「コミュニケーションの違い」です。言語の壁は克服することができても、「日本的なコミュニケーション」が全く通用せず、現地の人々の輪に入り込むための経験は、日本にいるだけでは絶対に気付けない課題です。

この気付きこそ、今後新興国を相手にビジネスを展開していくうえで、とても重要な経験となります。

「留職」から見える、グローバル時代のリーダー育成の在り方

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ビジネスがグローバル時代を迎え、企業としても世界で勝負できるグローバルリーダーの育成は、喫緊の経営課題となってくることでしょう。今までは、海外拠点への異動や海外の大学でMBA取得が、グローバルリーダー育成で取り組まれてきた施策です。

これらに変わる選択肢として、「留職」が注目を集めるようになりました。その大きな理由として、日本企業がこれまでグローバルリーダーを育成するうえで苦手としてきた、海外ならではのコミュニケーションに溶け込むこと、自社のスキルを赴任先に柔軟にあわせて活かすことを、実務を通して学ぶことができるからではないでしょうか。

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