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ロート製薬の「社外チャレンジワーク」から読み解く、これまで認められなかった「正社員の副業」が、企業にもたらす多様性

2016.03.23

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正社員はその企業に忠誠をつくし、副業することは認めないという考え方が、今後大きく変わってくるかもしれません。副業を認めることによって、企業にどのような効果が生まれるのでしょうか。
ロート製薬の「社外チャレンジワーク」から、これまで認められなかった「正社員の副業」の新たな可能性について考えてみましょう。

正社員に副業を認める、ロート製薬の「社外チャレンジワーク」

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目薬大手のロート製薬は、国内の正社員を対象に副業(兼業)を認める取り組みを始めます。4月から始まる「社外チャレンジワーク」というこの取り組みは、社員有志の発案から導入を決めました。
終業後や土日祝日に副業をすることで、座学では得られない社会経験を積むことができます。そこで培った技能や人脈は、ロート自身のダイバーシティを深めることでしょう。

忠誠重視?国内企業における社員の副業への考え方

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国内企業は、正社員の副業についてどのように考えているのでしょうか。創業して間もないIT系ベンチャー企業などの例外はありますが、多くは就業規則などで副業を認めていません。
これは、国内企業が正社員に対して高い忠誠心を求めてきたからです。副業をすることによって、正社員自身がオーバーワークとなり、過労などで本業に影響が出ることを避けたかったからです。

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一方で、ITバブル崩壊後やリーマンショック以降、一時的に副業を認める大手企業もありました。しかし、それは工場の稼働率減少などにより、やむを得ず副業を認めざるを得なかった印象が強かったといえます。
ちなみに、大手上場企業で正社員に副業を認めているのは、リクルートホールディングスなど、ごく一部にとどまっているのが現状です。

副業するから得られる「社内にない技術」や「新たな人脈」への可能性

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社内にいるだけでは、本業へのアイデアや人脈はこう着してしまいがちです。新たなビジネスチャンスをつかむためには、正社員であってもあえて社外に出ることを企業が許容することも、今後としては重要になるのではないでしょうか。
会社の枠組みを超えて培った技術や人脈は、新しい風となって企業の多様性を深め、あらたな可能性となるのではなっていくことでしょう。

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