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出席率でなく生産性がすべて!リモートワークが生み出す、5つの効果と3つの落とし穴

2016.03.29

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皆さんこういった経験でリモートワークを羨む事はありませんか?

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前夜から大雨予報。会社からは列車遅延の可能性と安全第一のメール、つまり日本企業の言語で「遅延が予想されるから、皆早めにこようね」という通知。

しかし、結果的には大幅な遅延に加え、多くの会社員が早めの出勤を心掛けるために都市部の駅周辺は大混雑。早めに家を出てひどく疲れた上に遅れて出勤。もうこんな非生産的な事はやめましょう!

リモートワークならそういった事を解決するだけでなく、多くのポジティブ効果があります。都内オフィスに勤務しながらも、柔軟に自宅作業や長期リモートワークも行う筆者の実体験からその長短について解説します。

リモートワークが生み出す、5つの効果

1.ロケーションの柔軟性が生む時間的余裕

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都市部の企業に勤める多くの会社員は1日に平均1.5時間近くを通勤に費やします。中には英語の勉強や読書をして、最大限その時間を活用されている方もいます。ただ本来それも落ち着いた環境でした方が間違いなく効率はいいはず。

リモートワーク最大の魅力は勤務場所を選ばないこと。朝起きてそのままPCに向かえば、作業に入れるため通勤ラッシュで時間を費やす事はありません。また浮いた1.5時間を趣味や語学、プログラミングなど自己学習に充てる事ができるのも大きなメリット。

今後ますます都市部へ人口が集中していく中で、勤務ロケーションの柔軟性がより一層求められていきます。

2. 柔軟なワークスタイルが生み出すCreativity

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社会人の大きなステレス要因でもある通勤ラッシュから逃れ、愛する土地で働くリモートワーカーは精神的なゆとりを持つ事が出来ます。それは、アートや映像制作、新たなビジネス企画考案など、Creativityが要求される業務に時に良い効果をもたらします。

決して都会が悪い訳ではなく、時には柔軟性を持ったストレスフリーな環境に身を置く事があなたのパフォーマンスを最大限高めてくれるのです。

3. 業務の可視化、依頼の明示化による生産性向上

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リモートワークでは事前に業務カバー範囲を明確にしておく事が重要。実は曖昧になっていた業務分担もこういった機会があると明確化され、その後の作業分担が上手く行きます。

また作業依頼は基本的にメール、チャット等で全て文字化されるため、形として残り、タスク管理を適切に行っている限り、依頼対応漏れの可能性が減ります。そして、その内容も出来る限り端的に書くことを心掛けるため、デスクで口頭依頼をする際よりも明確な内容である事もしばしば。この様に、チャットツールや個々の意識変化次第で大きな生産性向上が見込まれます。

4.多様な人材確保

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ロケーションの柔軟性は人材確保の柔軟性を同時に生みます。様々な事情で現在の住まいを離れられない労働者が日本中にいます。リモートワークに寛容であるだけで、確保したい人材の幅が一気に広がります。それは当然国内に留まらず、海外にまで視野を広げられるため、今後労働人口が減少を続ける日本の企業にとって無視出来ないポイントです。

5. 決して小さくはないコストカット

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リモートワーカーにとっては、物価の高い都市部にあえて住まいを移す必要がないため、日常の生活費や家賃等の負担が大きく減ります。

また会社側も、交通費支給や家賃手当を含めた都市部手当支給が不要となりコストカットを実現できます。人数が増える程年間コストカット額は大きくなり、会社としては大きなメリットとなります。

さて、ここまでリモートワークの良い面をお伝えしてきましたが、当然副次的なネガティブ要素もあります。

優雅に楽しく出来そうなリモートワークに隠された3つの落とし穴とはどんなものなのでしょう?

リモートワークに隠された3つの落とし穴

1. オフィス勤務者のリモートワーカーに対する配慮不足

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リモートワークを推奨する企業であっても、オフィス勤務者が多数派である事がほとんど。そうした場合に時折生じるのが、こちらの問題。しばしば多数派であるオフィス勤務者は自らが得ている情報がリモートワーカーへも伝達されていると思い込みがちです。しかし、現実にはメールやチャットあるいは議事録で明記されない限り情報の非対称性が生じます。

これは概して気遣いの問題であり、細やかなコミュニケーションで情報共有をする人もいれば、伝えているつもりでネクストアクションの話に進み、認識のずれを生じさせる人もいます。

リモートワーカーは常に情報確認の意識が要求され、マイノリティーとしての困難を感じ得る点が一つのネガティブ要素です。

2.仕事をしているのかという不信感を生む可能性

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Slackなどのチャットを導入している企業であれば、Onlineで確認が出来たり、メール・チャットへの反応である程度稼働状況が見えます。ただそれでもどの程度稼働しているかが物理的に見えづらい現実もあります。

例えば、オフィスでは遅刻者がいたり残業する人も少ない中、リモートワーカーが始業時間前に作業を始め夜遅くまで仕事をしていても、ちゃんと働いているのかと思うのが人間の心理。

オフィス勤務者もリモートワーク経験があり、社内にその理解が浸透した企業では起こりませんが、現状はこういった不信感は生じ得ます。

対策としては、細やかに業務進捗報告や小さな成果でもしっかりアピールすること。こういった事だけでも、周囲の捉え方が変化するため、いかに情報共有・アピールするかが重要です。

3.対面のやり取りだからこそ得られる信頼や理解の欠如

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全くオフィスへ訪れず、直接話した事が無いリモートワーカーの方がいる事があります。業務上なんら支障がなくとも、やはり対面で意見を交わしその人の人間性を知る事は人間と仕事をしている以上はやはり重要です。

この仕事は渡すべきか、はたまた最近のモチベーションは大丈夫か、そんな上司や周囲のメンバーの疑問を生じさせる事もあります。

これを解決するには、年に数回でも構わないのでオフィスでしっかりメンバーとコミュニケーションを取ること。

リモートワークは意外にメンタル面でのケアが重要なので、こういった点をクリアしていけばメリットが大きく上回ってきます。

さて、リモートワークに対する理解は深まったでしょうか?
ぜひ、生産性を高めるためにあなたの会社でもトライアルで始めてみてはいかがでしょう。

(Written by Matt Masui)

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