イケダハヤトさん

まだ毎日会社に通ってるの?プロブロガー・イケダハヤト氏が歩む、レールから外れた生き方

2015.11.17

イケダハヤトさん

会社員からフリーランスへ。そして東京から高知へ移住と、常に変化を求め新しい環境に挑戦する、人気のプロブロガー・イケダハヤトさん。

今回のインタビューでは、前後編に渡ってイケダハヤトさんの独自の思考回路に迫ります。前編では引っ越しされたばかりという、高知での新しい生活の様子から、ご自身が独立に至った経緯、そして実際に独立を選ばれる方の意外な傾向について伺いました!

高知の山奥へソフトランディング。地方では、当たり前の住宅事情

イケダハヤトさん

-そいうえば、高知へ移住されてからまた最近県内で引っ越しされたんですよね?

イケダ:そうなんです!もう山の中にいますね。インターネットは光回線が通っているので繋がっているんですけど、携帯の電波が来ないですね。だから電話が通じないんです。

-凄いところに住んでいるんですね・・。

イケダ:まあ今住んでいるところも2、3年で出るつもりなんですけどね。

-さらに山奥に住まれるんですか?

イケダ:今ぼくが住んでいるところは「町営住宅」と呼ばれる住まいなんです。田舎ってややこしいんですけど、不動産屋がないので、空き家を自分で探して住むというのが基本なんですよね。

だから今、ぼくの住んでいる家って、次が決まるまでの繋ぎの住まいというか、自分で空き家を見つけるまでに、一時的にソフトランディングするための物件なんですよ。

今のところは一応2、3年くらい住む予定なんですけど、だから、むしろ次の場所を探さないといけないんです。もともと3年くらいで出て行ってもらうという想定だそうで。ぼくも、もちろんそのつもりだったので、次の空き家なり、場合によっては家を建てるとか、まあ値段が安いので、そういう選択肢もあり得なくないかなとは思っています。

でも、あえて新築を建てるよりは、大きい古民家を直した方が面白いので、余っている古民家を買っちゃって直した方がいいかなとは思っています。

周りからみたら、どっちが面白い?“劇場型”人間の判断基準

イケダハヤトさん

-イケダさんが何か大きな判断をされる時は、何を基準に判断を下すことが多いですか?

イケダ:基準で言えば「どっちの方が面白くなりそうか?」というのはありますね。周りから見ても面白い方というか、ぼくはもう“劇場型”の人間なので、常に舞台に上がっているイメージですね。「観客も面白くて、ぼくも面白いのが良い」みたいな。

-それは面白い観点ですね。

イケダ:たとえば、ぼくが土地を買って新築の家を建てるというよりは、ボロボロの空き家を買って、みんなで直していくという方が面白いんじゃないかなと思っているんです。

その方がブログに載せたときにも面白くなりそうだし、「今日はここ直しました!」という感じでネタとしても長い時間使えますしね。たぶん、やるとしたら空き家を500万円くらいで買い取っちゃって、数百万円くらいかけながら、じわじわ直して…という感じになるでしょうね。

「毎日会社行くのが嫌。」会社員が“向いていなくて”独立

-イケダさんは今でこそ個人で活動をされていますが、もともと独立志向は強かったのですか?

イケダ:いや、ぼくはそうでもなかったんですよね。社会人1〜2年目は普通にサラリーマンやっていたので、独立志向が強かったというよりは、サラリーマンが向いていなかったというか。

なんか、毎日会社行くの嫌じゃないですか。「一人でできる仕事しているのに何で会社いかなくちゃいけないんだ?」って。それが嫌でしたね。電話番とか、もうなんなの?って感じでしたもん。そういうふうに考える機会が多かったというのが大きな理由ですね。

労働環境が自分に合っていれば普通にサラリーマンやっていたんでしょうけど。だから独立志向はあんまり高くなかったですね。

意外と多い?ネガティブな理由が要因で起業・独立

イケダハヤトさん

-イケダさんと同じように、そういうことを苦手に思う方って、実は結構いるんじゃないですか?

イケダ:今フリーなり起業している人って、結局そういうマイナスの理由が要因という人が案外多いと思うんですよね。もちろん中には「社会変えてやろう!」というような人もいますけど、「サラリーマンの生活が嫌だから起業しよう」とか。ぼくもそうですけど、そういう理由で、たまたま起業や独立を選ばれた方が実は多いような気がします。

ぼくの知人にも、勤めていた会社の事業が傾いたので退職、そのあと自分で仕方なく起業したところ、意外とうまくやっていけている人が複数います。起業というのは、そこまで大げさなものじゃないと思いますね。それこそ田舎に来ると、自営業者ばかりですし。ぼくが住んでいる高知県本山町なんかは、ある意味、起業家だらけですよ。大きな会社がないんで、自営業で飯を食うのが現実的なんです。

独立に必要なのは、能力よりも「飛び込む勇気」

-会社員から独立される方って、高い能力をお持ちの方ばかりのイメージでしたが、それだけではないというのは意外でした。

イケダ:能力というか、プールにバシャーンと飛び込む力…「勇気」なんでしょうねぇ。いざ自分を投じてみると、案外なんとかなるんです。能力がある人は成功しやすいですが、能力は飛び込んだ「あと」でも付きますしね。能力がないから独立できない、というのは順番が逆で、独立すれば自然と能力は付くんですよ。だから、勇気の問題なんです。

−もし、身近である意味でそういった、“はみ出そう”としている方がいたとしたら、どんなアドバイスをしますか?

イケダ:心配なら念のため100万円くらいお金を貯めて、そのあと、ドカーンとはみ出しちゃえばいいと思います。精神的に不安定になると事業も危うくなるので、ある程度の安心感は欲しいですね。

ぼくも独立する直前に300万円くらい貯めこんでました。共働きだったのも精神的に楽でした。最悪ぼくが無収入でも、数年は生きていけますからね。

自分が生きていくために、いくらかかるかを正確に把握することが大切かと。ぼくは年間150万円も現金があれば、割と普通に生きていけることがわかりました。150万円ならバイトでも稼げる額ですよね。だったら、クサクサしていないで飛びだしゃいいんですよ。いつ死ぬかわからないわけですし。

−なるほど、刺激的なアドバイスをありがとうございました! 後編もお楽しみに!

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