大﨑祐子さん

大切なのはリモートワークの先に描く未来。熊本の女子大生、大﨑祐子さんが実現したい社会

2015.12.04

大崎祐子さん

前編に引き続き、リモートワークを活用し物理的な制約を超えてお仕事をされている熊本の大学生、大﨑祐子(おおさき ゆうこ)さんへインタビュー!

後編では、大﨑さんのビジョン、そしてリモートワークで仕事をしたいという方への実践的なアドバイスを伺いました!

前編:熊本の女子大生が企業の広報・編集長に!大﨑祐子さんに聞く、イマドキのリモートワーク事情

「リモートワークやりましょう!」から「私が東京に来てみて思うこと」へ

(東京—熊本間を繋いでオンラインインタビューを行いました。)

—大﨑さんは東京の大手IT企業への就職が決まっているとのことですが、就職後もブロクなどでリモートワークに関する情報の発信を続けられる予定ですか?

大﨑:そうですね、就職してから一度リモートでは働くことを辞めてしまうので、そういった意味での「リモートワークに関する記事」の更新は減ると思います。逆に熊本から東京に出てみて、「リモートワークをやっていた私が東京に来てみて思うこと」みたいな内容では発信する可能性はあります。

実は最近東京には永住することはできないかなーと思って、10年以内くらいでは地元へ戻る可能性も考えていて。

—東京でしかできないことをやった後で地元へ戻ると。

大﨑:はい。結婚して子供はいずれ欲しいなと思っていますし、私が2人姉妹のうちの長女なので、親に将来何かあったら戻らないといけないなぁと。そうすると地元へ戻る可能性も結構あるなと思っていて。その時に「熊本から東京に出て、また東京から九州に戻って感じること」について発信することはあるかもしれません。

そういう事情も含めて、「皆ガンガンリモートワークをやりましょう!」という内容よりは、私自身リモートワークのおかげで色々とできるようになったことも多いので、何かしらの理由で通常の働き方が難しい方へ、役に立つような情報を発信していくかもしれないなと思います。

「働き方」は自身で試行錯誤を繰り返しながら開拓

リモートワークを頑張る女子大生のブログ大﨑さん運営『リモートワークを頑張る女子大生のブログ。』

—大﨑さんは、まさにリモートワークを活用してキャリアを切り拓いているというイメージですが、働き方や進路について定期的に相談されている方などいますか?

大﨑:進路や仕事の選択に迷った時の決断、例えば広報という仕事をやるようになるとは自分自身考えてもいなかったのですが、そういう時にどうしたらいいかとか、就職活動をしているときにどういう業界に行った方がいいかというような話は、色んな方に相談していました。

一方で、働き方に関しては自分で試行錯誤しながら開拓しているイメージですね。これはリモートワークならではの悩みだと思うのですが、家で閉じこもって作業をしているとどうしても精神的に塞ぎこんでしまいます。

なので、外に出た方がいいなと思ったら実際に行動してみるとか。メールにずっと対応していると自分の時間がとれなくなってしまうので、時間を決めて返信した方がいいなとか。そういうのは本を読んだり、自分で考えたりしながらやっています。

—それ以外では何かありますか?

大﨑:あとは自分が面白いなと感じた方の記事を徹底的に研究しての書き方を学んだり、色々な人から読まれているメディアのエディターさんの頭のなかをのぞいてみよう!というノリでお話を伺ったりしています。

自分がこうしたい!と思ったときに、「どうしたらできますか?」とか、「何を参考にしていますか?」と色々な方に意見をいただくことはよくありますが、この人みたいになりたい!というのは特にいない気がします。

リモートワークはあくまでも「手段」。その先にある実現したいことを明確に!

—大﨑さんのような働き方、キャリアを目指したいという方がいたら、どんなアドバイスをされますか?

大﨑:リモートで働きたいということでしたら、まずリモートワークで何の仕事やりたいのかを聞くようにしています。私の中ではリモートというのは“手段”なので、その人自身の原体験を掘り下げるというか、何が好きで、どういう仕事をやってみたいかをはっきりさせることが重点をおくようにしています。

あとは、自分には何ができて何ができないのか、得意なこととそうでないことをはっきりさせる経験をした方がいい、と言うかもしれません。

私はリモートワークで今の仕事を本格的に始める前に、一年半くらい熊本のFUMIDASという団体でインターンをしていた期間がありました。地元の社長さんを対象とした新規開拓の営業だったり、他にもベンチャー企業のバックオフィスのお仕事をやったり。そういう経験を通じて自分にはどういうことが向いていて、どういうことが苦手なのかとか、色々と考えるきっかけになりました。

そこでわかった「自分はリーダーよりもサブリーダーや裏方のほうが向いている」ということや、「自分は体当たり的にガンガン行動するよりも、思考しながら行動するほうが向いているな」ということが今の仕事につながっているような気がします。

—リモートワークならではの難しさという点についてはいかがでしょうか?

大﨑:リモートワークって手順が完成されたものでないと進めにくい面もあって、何かを立ち上げるといったことは難易度が高かったりします。それに「これができます!」とか「これがやりたいです!」というハッキリとした想いがないと、モチベーションの維持の観点的に、とつまずくこともあるんですよね。

なので、まずは自分の身の回りでできるチャンスを見つけてみる。例えばクラウドソーシングのサービスで仕事を受けてもいいですし、大学生で今までアルバイトでは飲食店しかやったことがない子であれば、広告代理店の事務のアルバイトをやってみるとか、そういう小さいステップをリアルな現場で積み重ねていくというのはありなんじゃないかなと思います。

あとはどうしてもリモートでやりたい、もしくはリモートじゃなきゃできないというのであれば、ダメ元で自分から何かの仕事に応募してみるというのも大事ですね。まあ半分以上ダメだろうなと思いながらも、ひとまずチャレンジしてみるというのは大切なんじゃないかなと思います!

働く母親のロールモデルに。産後も変わらずに働ける世の中を

大崎祐子さん

—最後に、今後実現したいことなど、大﨑さんのビジョンについてお聞かせください。

大﨑:実は私はあまり夢みたいなものは明確にはなくて。ただ、どういう人になりたいかと言うと「育児や家事と仕事を両立できる働くお母さんになりたい」と思っています。

自分の母親が共働きで、ずっと働いていたというものあるんですけど、母は公務員だったからこそ、子どもを産んでからも働きやすかったと聞いたことがあって。でも一般の民間企業で働くとなると、現状では色々と難しい面もあると思うので、そういう状況を変えていきたいという想いがあります。自分でバリバリ働きながら子育てができる人になりたいですね。

特にITなどの業界では、子育てと仕事との両立が難しいんじゃないかという印象があるので、そこを実現させたいという想いが強いです。

それ以外では、正直まだ自分自身が試行錯誤しながら仕事の幅や内容を探っている状況にあるので、これから大きく変わることもあるかもしれませんが、「人に伝える」というお仕事はこれからも続けて行きたいなと思います。

自分自身が本を読んだり、記事を読んだりするのが好きというのもあって、それを通して誰かの一歩につながったり、何かを感じてもらえたらいいなという想いがあります。

文字だったり、そうではなかったり、手段は変わるかも知れませんが、「誰かに伝える」というのは、今からテーマにして仕事をしていきたいと思っています!

—なるほど!素敵なお仕事ですね。本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!

前編:熊本の女子大生が企業の広報・編集長に!大﨑祐子さんに聞く、イマドキのリモートワーク事情

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