仕事風景

子育て仲間が復職の決め手!長野のコワーキングスペースで働くママの仕事事情

2016.01.06

仕事風景

出産後も働きたいと考える女性の割合が年々増加傾向にあります。一方、現実には子育てとの両立やブランクによる社会復帰への不安など、何かと超えなければならないハードルも多く、心理的な後押しが必要な方も少なくありません。

2012年に長野県で初となるコワーキングスペースを作ったHanaLab.が、2015年4月に2店舗目となる、女性(主に子育て中のお母さん)のためのコワーキングスペース、HanaLab.UNNOを開設しました。ママが安心して働けるよう、託児所や広いキッチンも完備されているこのコワーキングスペースでは、どのような方々が働かれているのでしょうか。

これからのママの働き方を考える上で、一つのヒントを提供するべく、実際にコワーキングスペースHanaLab.UNNOで働かれているママライターの方に、ママ友コミュニティや自身の働き方について寄稿していただきました!

10年間のブランクを経て、仕事再開。

ママデミー

私は8歳と5歳の二人の子をもつ主婦です。専門学校でIT系の資格を学び、20代はIT系のベンチャー企業でサポート電話の対応をしていました。その他にも、プログラムの動作チェックや、客先でソフトの操作説明、ソフトのユーザの要望の管理など、朝から晩まで仕事中心の日々を送ってきました。

結婚後もしばらくは働いていましたが、30代になって妊娠し、このままのペースでは働けないと退職しました。その後、専業主婦になって約10年間過ごしていました。

そんな私も2015年11月より、長野県上田市にあるコワーキングスペースHanaLab.UNNOのママカラというグループで働きはじめました。

きっかけはママ友の紹介

ママルシェ

HanaLab.UNNOを知ったのは、2015年4月のレセプションパーティーに参加したママ友が「ステキな場所があって、いつかここで料理教室を開きたい」と教えてくれたのが最初でした。

興味を持ちHanaLab.のブログなどは読むようになりましたが、私にとって初めての場所は敷居が高く、家が近所という訳でもなかったので、実際に足を踏み入れるには至りませんでした。

そんなとき、ブログで、ママカラのメンバー募集の記事を読みました。ママカラは、HanaLab.UNNOで子育て中のママがチームになって、学びながら働く仕組み。週3~5日、午前10時~午後3時の間で、子育てとバランスをとりながら働けるところや「チームで学びながら働く」という響きに魅力を感じました。

パソコンを使うこともこれまでの経験が活かせるため魅力的でしたが、研修の期間が子どもの夏休みと重なることもあり、第1期メンバー募集のタイミングでは応募に踏み出せないでいました。

そのうち、別の友達にママランチに誘われて、初めてHanaLab.UNNOに行くことができました。そのとき、お子さん連れのお母さんがたくさんいて、みんなとても生き生きしているように感じました。後日ママカラの第2期メンバー募集のブログ記事を読み、説明会に行ってみることにしました。

働きたい!でも、無理したくない私の主張。

Unno1Fフロア

説明会ではママカラの内容を聞いて、そして、私の過去の仕事や、やりたい仕事、進みたい道、夢について話したと思います。

パソコンを使える強みを生かして、パソコンスキルを教えられるような仕事を希望していても、他の求人は土日や夜の仕事が多く、足を踏み出せないでいること。HanaLab.は、イベントも多いため、土日や夜間の仕事もこれから多いのではないかという不安。子どもと過ごす時間やプライベートの時間も確保したいという希望など、面接ということも忘れ、自分の気持ちをたくさん話しました。

帰ってからさすがに、自分の都合ばかり主張していた私を受け入れられないのではないかと落ち込みました。

ただ、実際に説明会に足を運んで、動き出せたということだけでも、その頃の私には自信になりました。

次の日、まずはこんな私に時間を取ってもらったことへのお礼を、と思いメールを送りました。そして後日、「ぜひメンバーに参加してほしい」というメールが来たのです!

という訳で、なかなか始めの一歩を踏み出せなかった私も、ママカラの第2期メンバーとして活動できることになりました。

幼稚園のお迎えは待ったなし

親子DIYイベント

子育てしながら働くのが初めての私にとって、午前10時~午後3時までという時短での働き方も初めて。慣れない作業で、あっという間に時間が過ぎてします。

正社員で働いていた頃は「残業して終らせれば良い」という考えがありましたが、今は通用幼稚園のお迎えなどで、そんな考えも通用しなくなりました。

そのため、「少しでも効率よく、時間内に!」と今までにない集中力で仕事をしています。

ママという強みを生かして

大感謝祭での一コマ

12月に普段お世話になっている企業や行政、地域の方をお招きして、ママメンバーでもてなす「大感謝祭」というイベントがありました。

そこで私が担当したのは、会場の飾り作り。早くメンバーに馴染むためにも、時間のあるときはできるだけ活動に参加するようにしました。

飾り作り1つ1つは小さいので、HanaLab.UNNOの広いスペースにこの量で、足りるのだろうかと思いながら作っていました。でも、前日に追い込みで作った飾りの量の多さや、大感謝祭当日、飾られた飾りをみて、ママカラメンバーの団結力を感じました。

特に、綺麗な折り紙があるからプレゼント型にしたら可愛いのでは?とアイデアを出し合いました。感謝祭がちょうどクリスマスの時期だったので、季節感を考え、みんなで作ったプレゼントのツリーは、飾りの中でも特に気に入っています。

会場に訪れたお客さん等からも好評で、ママだからこその、あたたかいサービスを提供できるという自信にもつながりました。

初めて挑戦する仕事。仲間がいるから進んでいける。

報告会

仕事面では、今は主にPhotoshopやIllustratorをつかってのDTPの作業のお手伝いをさせてもらっています。実際にPhotoshopやIllustratorを使うのは初めてで、最初どうなることかと思いましたが、スタッフやまわりのメンバーに教えてもらいながら、少しずつ身についています。

ママカラでは、一人ではなく数人のチームで仕事をしています。チームで仕事をすることによって、困ったことや、効率良く仕事をするコツなどを共有しあえます。

また、仕事の内容を理解してあえるので、子どもの急な病気のときなどにも、チーム内でお互いにサポートし合えるのが心強いです。覚えることは多いながらも、なんとかスケジュール通りに作業を終えることができています。

プライベートと仕事のバランスの取り方は、現在試行錯誤中。

ママデミー

専業主婦のときは、小学校や幼稚園の行事など母親として優先したい予定、地域やPTAの予定、自分の予定など、あまり優先順位を考えずに過ごしてきました。

最初は、なかなかその習慣から抜け出せず、プライベート時間が取られすぎて、仕事の時間を確保することができませんでした。そのために、必然的に私にできる仕事が他のメンバーよりも少なくなっていると感じることがありました。

その悔しさもあり、今は意識して仕事の時間を増やすようにしています。そのため、幼稚園の預かり保育など、子どもたちにはお願いしてしまうことも増えましたが、理解してくれているので助かっています。プライベートをどのくらいまで優先するかというのは、これからの私の課題です。

また、ママカラでは、仕事だけでなくスキルアップのための研修なども用意されています。簿記の資格なども取得したいという欲も出てきたので、その時間を捻出するために、日々取り組んでいます。子どもが寝たあとや家事のすきま時間を見つけては、テキストを開くようにしています。

こうして、半年前までは子育てを理由に躊躇していた私も、ママメンバーに支えられながら、仕事に一歩踏み出すことができました。

以前の私のように「仕事をしたいけれど、どうしたらいいかわからない」という人でも、気軽に話を聞きに行ってみること。

もちろん、HanaLab.のように気軽に参加できる場がある会社は少ないと思います。でもまずは多少自信がなくても、話だけ聞いてみる気持ちで、アポイントを取ってみることをおすすめします。実際に、ママカラの説明会へ行って自分の話をした経験は、自信になりました。

コレ!という何かを見つけたときには躊躇せずにチャレンジしてほしいなぁと思います。

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