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「長い時間、会社にいるから偉い」という考えの人が全くいない。LASSIC石垣夫妻が語る、“東京”と“地方”の働き方の違い(後編)

2016.02.23

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東京での生活から離れ、夫婦揃って“鳥取”で働く選択をした株式会社LASSICの石垣夫妻。前編では、鳥取で働く選択の背景にあった想いを伺いましたが、後編では現在の会社の働き方、また「地方で働くこと」について伺いました。

自分の時間が増えた。地方で働くからこそ、享受できるメリットとは?

— 現在、LASSIC様では、どのような仕事をされているのでしょうか?

石垣(夫):僕は、プログラムを書いたり、プロジェクトの進行状況やコスト管理をしています。簡単に言えば、プロジェクトリーダーです。

石垣(妻):私は、サイトの運用・保守を行っています。アクセス解析ツールを使用したレポート作成など、エクセルを使った事務的な仕事がメインです。

— 勤務時間はどれくらいでしょうか?東京と比べると、朝早く行って、早く帰るイメージがあるのですが。

石垣(妻):私は、月初の作業量が多いので、月初だけは9時から18時までですが、後半になると、9時から15時までの勤務ですね。

石垣(夫):私は基本的に9時から18時が定時なのですが、業務の状況によっては、帰る時間が20時〜21時、遅くても22時ぐらいまでといった感じです。

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— なるほど。東京と比べてみて、朝の起きる時間は早くなりましたか?

石垣(夫):朝、起きる時間が早くなったことはなくて、むしろ遅くなったかもしれません(笑)。家から車で15分ほどで会社に行けるので。

石垣(妻):通勤にかかる時間やストレスは本当に減りましたね。

— 自分は電車通勤なのですがストレスがすごく溜まります(笑)。東京と鳥取で時間の使い方は変わりましたか?

石垣(夫):どうだろう?何か変わったかな?

石垣(妻):東京にいた時は、仕事終わりに駅ビルの中を目的もなく、ぶらぶら歩いてウインドウショッピングなどをして無駄な時間を過ごしていましたが、今は会社が終わったら、すぐ家に帰って夕飯を作って、夕飯のあとは音楽を聴いたりしています。

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石垣(夫):あ、あとはお茶を飲んだり。

石垣(妻):そうだね、お茶飲んでるね(笑)。

石垣(夫):平日はなかなか時間が取れないですが、休日はDVDを借りてきて観たり、本を読んだりしています。家で過ごす時間が増えましたね。

— 確かに、東京にいると家で過ごす時間ってなかなか無いですよね。

石垣(夫):自分の時間は本当に取りやすくなりました。同じ会社で働いている人たちも「夜は早く家に帰って」という思いを持っているように感じます。

「長く働いているから偉い」という概念が存在しない。みんなが集中して、時間内にやるべきことを終わらせる

— 「夜は早く帰る」という思いを持つことで、仕事の生産性に良い影響などありましたか?

石垣(夫):朝会は他の会社もやっていると思うのですが、自分たちの会社は毎朝、「今日は、これとこれをやって帰ります」と宣言するんです。

まぁ宣言したからには、定時までにはきちんと仕事を終わらせて帰らなければいけない、という思いが強くなるので、ダラダラ残業するといったことはありませんね。

— いいですね!東京だと、何もすることがないけど、22時くらいまでダラダラ働く人とか、結構います。

石垣(夫):前の会社は、「長い時間、会社にいる人が偉い」というような雰囲気があったのですが、今の会社は、時間内でどれだけ早く仕事を終わらせて家に帰るか、が重要視されています。

仕事を始める前に、「今日はこれだけやります」と言って、終わったあとに、「これだけやりました」と気持ち良く言えるように、みんなが集中して仕事に取り組む。その文化が会社に根付いているので、「長く会社にいる俺、偉いだろう?」って思っている人は、1人もいません。

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— 集中して効率よく働くという点において、会議などって基本的にSkypeで行っているのでしょうか?

石垣(夫):そうですね。東京のお客様と一緒に仕事をやっているので、会議はSkypeでやっています。移動時間も削減できて良いですね。

前の会社は豊洲にあったのですが、虎ノ門や霞が関に行くとなると、合計で1時間ぐらいかかってしまう。往復のことも考えると、約2時間くらい、会議のために使ってしまっていたのですが、鳥取に来てから、そういった無駄な時間はなくなりました。

場所に囚われずに働ける社会を実現していきたい。そうすれば、みんなが幸せな働き方を実践できる

— 今後、LASSIC様の一員として成し遂げたいことってあるでしょうか?

石垣(夫):LASSICの一員として成し遂げたいことは、お客様のビジネス視点を持った上で、安くて早くて安全な開発サービスを提供できるようになりたいと思っています。

お客様のビジネス視点を持たずに、「こういう機能イケてるよね」と開発者目線で機能を増やし、サービスを提供しても、それが結局お客様のビジネスを良くしていかなければ意味がない。お客様が、「こういったものが欲しいな」って言ったときに、その裏にある思いや文脈を読んで、「本当に欲しいのは、こういうものですよね」っていうのを言えるようにしたい。

個人的に成し遂げたいことは、早くそれが実現できるようになり、将来的にはオフショアしてみたいなと思っていまして。東南アジアに行きたいと思っています。

— 今度は東南アジアに行くかもしれないんですね(笑)。奥様が成し遂げたいことは何でしょうか?

石垣(妻):二つあるのですが、一つ目は、一つひとつの業務を丁寧に、しっかりこなしていくこと。前職がアパレルだったので、今、ITの仕事を始めて半年経ったくらいなので、まだまだ勉強していかなければいけないという思いが強くあります。

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もう一つは、魅力に溢れた地方を、もっと盛り上げていけたらいいなって思いますね。LASSICに共感してくれる仲間を増やしていけたら嬉しいですね。

石垣(夫):僕が最終面接でLASSICの社長と話したときに、すごくいいなと思ったことがあって。

それは、地方に移せる仕事はどんどん移そう、という話で。仕事を、例えば、40歳ぐらいまで頑張って仕事を続けてきた人が、家庭の事情などで地元に帰らなければいけない状況になってしまったとします。もし、その人が東京でしか仕事ができなければ、今までやってきたことが無駄になってしまう。なので、どんどん、地方にも仕事を持っていけたらと思っています。

そうしたら、その人の地元で家族と仕事ができる。さらに進んでいき、どこにいても働けるようになったら、オフィスではなく家で働いてもいい。

超高齢化社会と言われている日本は、近い将来、お父さん・お母さんの介護をしつつ働く未来がやってくると思っています。そうなったとき、「その人の家族に合わせて幸せを最大化できる働き方は何だろう?」と、突きつめて考えていくと、働く場所に囚われないことなんじゃないかと。なので、場所に囚われない働き方を実現していきたいなと思っています。

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— 自らの仕事を通して、きちんと地方で働くこと体現していく。そして、みんなが場所に囚われずに働けるようになればと。

石垣(夫):そうですね。オフィスが東京でなくてもいい、そもそもオフィスがなくてもいいなど、段階を踏んでいかなればいけないと思っているのですが、少しずつ場所に囚われずに働ける社会を実現できたらいいと思っています。

(終了)

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