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”採用のため”だけではなく”会社と社員のため”に始めるべき。リファラルリクルーティングによって、エウレカ社内に起きた変化とは?(後編)

2016.03.10

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全員採用の組織文化化を掲げ、「全員で25人の採用を目指し、100名の紹介人数を達成することを目標とする」という前代未聞の採用キャンペーンを実施した株式会社エウレカ。開始から1ヶ月半で10名の採用に成功するなど、順調な滑り出しを見せています。

このキャンペーンの開始によって、会社の採用力向上以外にも意外な効果があったそうです。後編では、社内にどのような変化が起こったのか、詳しく話を伺いました。

なぜリファラルリクルーティングが上手くいかないのか?多くの企業がやりがちなミス、それは”一時的なもの”で終わらせること

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— エウレカさんも取り組まれている「リファラルリクルーティング」。その重要性は説かれているものの、上手くいっている企業は少ないように思います。その理由はどこにあると思いますか?

庄田:「上手くいっている」という声も耳にするのですが、個人的には「一時的な取り組みで終わってしまっている会社が多いのではないか」と思っています。僕たちも、まだ数ヶ月という一時的な取り組みにしかすぎないのですが、継続させていくためには社員の意識の根底に「リファラルリクルーティング」の重要性を根付かせる。これが何より大切だと考えています。

— だからこそ、目的の理解をとにかく徹底させた。

庄田:そうですね。全社員が目的を理解できるよう何度も話しましたし、あとはメンバーが何か課題を感じたら、すぐに自分の所に聞きにいけるようにしました。こうやって、少しずつ信頼関係を築いていったからこそ、メンバーが「採用」に対して前向きに取り組んでくれたのかもしれません。

— オペレーションも細かく設計して。

庄田:やっぱり、成果だけを追い求め、細かいオペレーションを設計せずに始めようとすると絶対失敗すると思います。なので、エウレカでは細かくオペレーションを設計しましたし、毎週数字の振り返りも行いました。

任された仕事以外の動きも評価してあげる仕組みがあるべき。だからこそ、採用に関する明確な評価項目は設けていない

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— 確か完全成果主義だったと思うのですが、採用への貢献度を評価項目の一つに取り入れたりしたんですか?

庄田:新しく評価項目を設けることはしていないですね。そもそも、現在の評価基準の一つに「担当領域、ミッション内外問わず、永続的に発展する企業体の一部として当然に必要だと考えられる思考、行動が具現化されている」という項目があるので、そこで採用を頑張ってくれている人は会社から評価されるようになっています。

— 明確に評価基準を作ることはしなかったんですね。

庄田:ミッションマネジメントに対して、ちょっとした抵抗があったんです。中には、「あなたがやるべき仕事は◯◯です」とミッションマネジメントを徹底して、社員を上手くコントロールしている企業もありますけど、僕は任された仕事以外の動きも評価してあげる仕組みがあるべき。そう思ったので、明確な評価基準は設けていません。

— だからこそ、「ミッション内外問わず」という言葉が入っている。

庄田:そうです。ミッション度外視で会社に良い影響をもたらしてくれた人が報われないのって、やっぱりおかしいなと。だからこそ、明確な評価基準を設けず、あの一文を評価項目にしています。

会社への帰属意識が更に高くなった。リファラルリクルーティングは”採用のため”だけではなく”会社と社員のため”に始めるべき

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— 実際、キャンペーンを開始してから会社にどのようなメリットがありましたか?

庄田:採用コストが低くなったことはもちろんなんですけど、社員の人たちが自分の会社の良い点、悪い点を客観的に見れるようになったり、自分がこの会社にいる意味を考えてくれるようになったりしたんです。

自己組織化といいますか、「エウレカ」という会社に対しての帰属意識が更に高くなりましたね。これは役員+自分で採用をしていては、絶対に起こり得なかったことだと思います。

— 会社の採用力が高まるとともに、社員にとっては自分が今の会社で働く意味を見出すきっかけにもなったと。

庄田:今回のキャンペーンを始めるにあたって、「全社員が採用に一定の興味を持ってほしい」という狙いがあったと同時に、社員の人たちには外との関わりをもっと持ってもらい、自分のキャリアを見つめ直してほしいと思いもあったんです。今まで外との関わりが全然なかったので、このキャンペーンによって外部との関わりを増やせたのは良かった。実際、リファラルリクルーティングを始めてみて、会社への当事者意識が高まりましたし、良いことしかないですね。

— では最後に、リファラルリクルーティングを行うにあたって、企業が意識すべきことは何だと思いますか?

庄田:大切なのは、”採用のため”だけではなく”会社と社員のため”であるということ。そして、その目的をブラさないことですね。そして、オペレーションを作って、ちゃんと全社員に伝える。当たり前のことですが、これを徹底することでリファラルリクルーティングが成功するかどうかが決まると思います。

(終わり)

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