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「リフレッシュできる。働く人にはそんな場所が必要だと思う」ーー カフェ「iki」の店長 原瀬輝久が東京&ニュージーランドのデュアルライフを始めたワケ

2016.06.08

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「海外は刺激に溢れている。ニュージーランドに帰ると心と体がリフレッシュできるし、良い刺激をたくさん貰える」

そう語るのは、清澄白河にあるカフェ「iki ESPRESSO」のオーナーを務める原瀬輝久さん。実は彼、ニュージーランドと東京の「デュアルライフ」を実践しており、時間を見つけてはニュージーランドに帰っているという。

「都会で働き、地方に住む」というモデルケースはここ数年で誕生するようになってきましたが、日本と海外の二拠点生活を実践する人は限りなく少ないのが現状。そこで今回、原瀬さんに東京とニュージランドのデュアルライフを始めることにした経緯を伺ってきました。

僕がニュージーランドのカフェ文化に魅了され、バリスタとして働くまで。全てのきっかけは”ラグビー”にあった

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店内に飾られているニュージーランドの風景写真

原瀬さんがニュージーランドへ訪れるきっかけとなったのは、学生時代から続けていたラグビー。ニュージーランドは言わずと知れたラグビー大国。そんな最高峰の環境でラグビーをしたいと思うようになり、単身でニュージーランドへ。

最大都市のオークランドにて、ラグビー選手として数年間プレイし、引退。その後は日本に戻ってくるのかと思いきや、ニュージーランドに残る選択をし、旅行代理店やプリンター工場で働いたといいます。

「地元に根付いた仕事がしたいという思いが強かったので、地元の人たちしかいないプリンター工場などで働くことにしました。当時はあまり英語も話せなかったのですが、地元の人と働き続けることで自然と英語が身についていきましたね」(原瀬氏)

ラグビーがきっかけで始まったニュージーランドでの生活ですが、数年間、住み続けて地元に根付いた仕事をしているうちに現地のカフェ文化に魅了されていき、「自分でコーヒーを使ってみたい」という軽い気持ちからバリスタとして働く思いを持つようになったそう。

「もともと、コーヒーが好きだったこともありますが、当時住んでいた『ポンソンビー』はカフェが多い場所だったので、バリスタとして働くことは自然といえば自然だったのかもしれません。約7年〜8年くらいはバリスタとして働き続けましたね」(原瀬氏)

オセアニアのカフェ文化を日本に発信したい。バリスタ時代の出会いから始まった、日本でのカフェ展開

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バリスタとして働き、現在の奥さんともニュージーランドで出会ったという原瀬さん。しかし、バリスタ時代に築いたつながりがきっかけとなり、日本へ帰ってくることに。

「バリスタ時代から付き合いのあった、ニュージーランドのコーヒー会社「ALLPRESS ESPRESSO」のダイレクター、マイケルさんと共同出資という形で日本のマーケットへ進出することになったんです。ニュージーランドのカフェで働く中で、『オセアニアのカフェ文化を日本に発信したい』という思いも強くなっていたので、日本へ帰国することにしました」(原瀬氏)

日本へ帰国後、清澄白河に「ALLPRESS ESPRESSO 東京ロースタリー&カフェ」をオープン。当時、ブルーボトルコーヒーはまだ日本に進出すらしていない中、なぜオープン場所に清澄白河を選んだのか。その理由を原瀬氏はこう語ります。

「ニュージーランドのカフェは地域に根ざすスタイルで運営されていたんです。それが僕にとってはすごく魅力的で。もし、そういったカフェを東京でやるとなった場合、下町しかないなと。清澄白河は昔から馴染みもあったので、この地にカフェをオープンすることにしました」(原瀬氏)

その後、「ALLPRESS ESPRESSO」の日本支社長を退任し、独立。現在は「iki ESPRESSO」のオーナーとして、東京で働き、年に数回ほどニュージーランドへ帰っています。

心も体もリフレッシュできる。東京とニュージーランドのデュアルライフは刺激に溢れている

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東京とニュージーランドのデュアルライフについて、原瀬さんは「オンとオフの切り替えに良い。ニュージーランドに帰ったときは心と体がリフレッシュできるし、刺激を貰える」と言います。

ニュージーランドは大自然に囲まれている国としても有名。広大な山脈、果てしなく続く海岸線など、東京とは180度異なる環境に身を置くことで仕事を頑張るエネルギーを蓄えたり、新しいアイデアを得ることもできるんだとか。

一見、ハードルが高いと思われがちな東京と海外のデュアルライフ。しかし、原瀬さんは「”やる”か”やらない”かの問題。ネット環境が充実し、どこでも働けるようになった今、やろうと思えば誰でもデュアルライフ実践することができる」と語ります。

もちろん、最初から東京と海外の二拠点生活を始めるのは難しいでしょう。しかし、東京から電車で1時間ほどの神奈川県にも山や海といった自然はあります。まずは、そんな環境に身を置いて、都会の喧騒から離れた生活を送ってみてはどうでしょう。

都会で働き、地方に住む。オンとオフの切り分けをすることによって、きっと”働く楽しさ”が見つかるはずです。原瀬さんの働き方を参考に、あなたもデュアルライフに挑戦してみては?

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