1

育児と仕事の両立には、「自分のライフスタイルに働き方を合わせる」?利用する前におさえておきたい、時短勤務を上手に活用するコツとは

2016.03.24

1

育児と仕事を両立するうえで、働く人の味方になるのが時短勤務です。少しずつ時短勤務への理解が浸透しつつありますが、実際のところ希望通りの勤務時間で帰ることができているのでしょうか。また、時短勤務をする場合、業務量はどのようになるのでしょうか。

現在、育児と仕事を両立しようとしている人も、これから出産を控えて育児と仕事の両立を考え始めている人も、気になる時短勤務の制度の内容と上手に活用するコツをご紹介します。

そもそも、「時短勤務」ってどういう制度?

2

時短勤務は、育児休業・介護休業法に定められている制度です。3歳未満の子を養育するワーカーについては、事業主が育児と仕事を両立しやすくするための措置を講じる必要があります。ちなみに、その措置とは…、
1. 短時間勤務の制度化
2. フレックスタイム
3. 始業時刻・終業時刻の繰り上げや繰り下げ
4. 所定外労働をさせない
5. 託児施設の設置運営その他これに準ずる便宜の供与
(引用:厚生労働省HP)

これらの制度は、従業員数が101人以上の会社では義務化されていましたが、改正育児・介護休業法により平成24年7月1日からは従業員数100人以下の会社でも義務化されました。働くママはもちろん、パパでも利用することができます。また、正社員だけが利用できるわけではなく、パートタイマーでも条件(実質6時間を超える所定労働時間で週3日以上勤務など)によっては利用することができます。

3

ただし、時短勤務制度を利用するにあたって、気を付けておきたいこととして、法律上では「3歳未満の子」に対してのみ適用されることです。実際には、3歳を過ぎて小学校に入っても、急に子どもに手がかからなくなるなどというようなことはありませんね。しかし、3歳を過ぎた子どもに対して時短勤務と同じ措置を講じることは、あくまで会社側の「努力義務」ということになっています。お勤めの会社によって時短勤務に関する制度は異なりますから、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

周囲の理解と協力があっての時短勤務、感謝を忘れずに

4

時短勤務の制度についてご紹介してきましたが、実際に利用する場合には、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。時短勤務を上手に活用するコツをご紹介します。

コツ1:上司に相談して業務量を見直す
時短勤務の利用を考えたら、まずは上司と業務量の見直しについて相談しましょう。業務量とその責任の所在について、自分がどこまで携わることができるのかを自己分析したうえで、上司の理解を得られるようにします。なかには、時短制度を利用することへの後ろめたさのようなものを感じてしまう人もいることでしょう。
けれども、ここで無理をしてしまうと、せっかくの時短勤務にもかかわらず時間内に仕事を終えることができず、保育時間の延長や仕事の持ち帰りなどといった育児への支障もきたしかねません。時短勤務を利用する前に、まずは上司と腹を割って話す機会をつくり、業務量の見直しをするのがコツです。

コツ2:周囲の理解と協力を得る
実際に時短勤務を利用する場合、問題となるのが「時間的な制約」です。利用前と比べて、短い勤務時間になり、早く退社することもあるため、周囲にフォローしてもらえるように協力を取り付けることが大切です。
育児のために早い時間に退社した後、クライアントから急に仕事の連絡が入ることも考えられますが、周囲のフォロー体制を整えておくことで、クライアントへの連絡をスムーズに行ったり、翌日にすぐ対応したりすることができます。しっかりと信頼関係を構築しているクライアントであれば、上司に相談したうえで時短勤務している旨を伝えておくことも、ひとつの対策になることでしょう。周囲のフォローが、時短勤務を上手に活用するコツです。

コツ3:周囲への感謝をちゃんと伝える
時短勤務には周囲のフォローが大切だといいましたが、それ以上にこちらから周囲への感謝を伝えることが大切です。「育児中だから」という空気感を周囲に出し過ぎると、なかには時短勤務していることに理解してくれず、肝心な時に協力してくれない人も出てくることでしょう。
周囲の理解と協力があってこその時短勤務ですから、感謝の気持ちを積極的に伝えると人間関係がスムーズにいくことでしょう。言葉として伝えることはもちろん、ちょっとしたお菓子をプレゼントするのもいいかもしれませんね。ちゃんと感謝を伝えることがコツです。

「育児と仕事の両立」に時短勤務で「ワークスタイル」を合わせる

5

いかがでしたでしょうか。時短勤務の制度面と、上手に活用するコツについて、興味深い発見があったのではないでしょうか。
育児と仕事の両立は難しい問題だと思われますが、時短勤務をすることによって、その実現が可能となることがあります。上司や周囲の理解と協力があってはじめて、時短勤務がうまくいきます。周囲の協力が思うように得られない場合は、別のキャリアを考えることも選択肢のひとつになります。

働くことに自分のライフスタイルを合わせるだけでは、育児と仕事の両立が難しくなります。しかし、育児と仕事の両立という自分のライフスタイルに働き方を合わせることで、充実した毎日を送ることができるのではないでしょうか。

このトピックスをみんなとシェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加
1

この記事が気に入ったら

Work Switchの最新情報をお届け



Follow on twitter