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場所に縛られない生き方を実現する二重生活の為に必要な10のコト

2016.11.22

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当たり前を少しずらす。未来の選択肢を共有するWEBマガジン『THINK FUTURE』を運営している、THE APP BASE株式会社の佐藤駿と申します。今回は「多拠点・二重生活」をテーマに寄稿させて頂きました。

最近は「多拠点・二重生活」や「デュアルライフ」という言葉が流行っています。

東京と地方、日本と海外というように複数の場所に拠点を構えて生活するスタイルのことで、まさにわたしも東京と長野で多拠点・二重生活を実践しています。

「場所に縛られない働き方・生き方を実現したい」と願っている人は多いはずですが、日本社会ではなかなか難しいですよね。

そこで今回は、わたしが実践している「多拠点・二重生活をする為に必要な10のコト」をご紹介します。

1.常識を疑ってみる

「常識」とはなにか。

『常識(じょうしき)は、社会の構成員が有していて当たり前のものとしている。価値観、知識、判断力のこと。』via:wikipedia

私たちの生活の中で『常識』と一言で括られていること自体に、実は落とし穴があります。

”慣れ”は怖い、という言葉はよく聞きますが、習慣になってしまったことをそのまま常識だと勘違いしてしまう人がとても多い。

他人の文化、意見、価値観などを受け入れることで、凝り固まった『常識』を打破するきっかけになります。

まずは相手のことを受け入れて、異文化や違う価値観を持つ人とも交流することで、”当たり前”は少なくなり、『常識』を疑うことができるようになります。

周りの言葉よりも「自分の軸」となる考えを持ちましょう。

思考が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人生が変わる

という言葉があるように、思考はすべての出発点。

まずは、思考から変えよう。

2.どこでも仕事ができる職業に変える

多拠点・二重生活を行うためには、どこでも仕事ができる職業へ転職する必要があります。

例えば、Webデザイナー、ライター、プログラマー、コンサルタントなどです。

簡単にいうな、とお思いの方も多いかと思います。

でもぼくは実際に【建築 → IT】に職業をアップデートしました。

きっと1000年前には職業を変えるなんて、想像もできなかったことでしょう。

例えば、江戸時代には侍は侍、商人は商人、農民は農民といった具合、一生同じ職業をするしかありませんでした。

職業を変えようだなんて発想はできなかったはずです。

しかし、現代の日本ではどうでしょうか?あなたがその気にさえなれば、どんな職業にも転職できますよね。

また、土地に縛られる必要も少なくなりました。

インターネットが普及したおかげで、地球の反対側に暮らす人とも顔を合わせてコミュニケーションが取れますし、高度なセンサーが開発されたので植物の状態だって検知できます。

そのおかげで最も土地に縛られる職業である農業分野でさえ、最近では日本から海外の農園を遠隔操作する企業も現れました。

実際に会社に出勤せずに働く「リモートワーク」を実践している企業も増えています。

21世紀に生まれた私たちは、土地に縛られない仕事に転職できる自由を持っているのです。

この選択肢を利用しない手はありません。

3.ITサービスを最大限活用する

PC
多拠点・二重生活を実現するためには、ITサービスが欠かせません。

コミュニケーションのためには、スカイプ、LINE、Facebook、チャットワークなどのサービスが必須です。

テザリング可能なスマホとノートパソコンを利用すれば、移動時間にも仕事ができます。

プロジェクトのためのメンバーが足りない場合には、クラウドワークスを使えば世界中から専門家を集められます。

多拠点・二重生活のためにはITサービスが欠かせない、言い換えればITサービスさえあれば多拠点・二重生活は意外と簡単に実現できるものです。

あなたはスマホとノートパソコンを持っていますか?

多拠点・二重生活を実現するためのツールは、すでにみなさんの手の中にあります。

難しいとお思いの方も多いと思いますが、まずは一度やってみることから全てが始まります。

4.ベースキャンプを増やす

Camp
多拠点・二重生活でも、ベースキャンプとなる生活の基盤を用意することが重要です。

移動しているばかりでは気力体力ともに消耗してしまうので、帰れる場所を増やすことは、精神面での安定にもつながります。

例えば気になる地域にあるコワーキングスペースに顔を出すことで、ゆるいつながりができます。

異業種の人との何気ない雑談の中から、新しい仕事の種がうまれるかもしれません。

ゆるいつながりこそ、多拠点・二重生活の魅力であり、武器です。

新しい土地で新しい友人を作りながら、新しい仕事を生み出していく。

一度に何カ所も拠点を作るのではなく、一個ずつ行きつけの場所を作っていきましょう。

まずは東京に一か所、次は地方に一か所、そして海外に一か所というように少しずつベースキャンプを増やしていけば、自然と多拠点・二重生活が始まります。

5.所有するものを厳選し減らす

「無人島にひとつだけ持って行けるとしたら、何を持って行きますか?」

よくある質問ですが、ここまで極端とはいわないまでも、所有するものを厳選するに越したことはありません。

無駄なぜい肉が体の動きを妨げるように、無駄な所有物はあなたの生活を妨げます。

本当に必要なもの、気に入っているもの、こだわりの愛用品。

所有するものを厳選しましょう。

余計なものを脱ぎ捨てて、身軽になりましょう。

何でも手に入る現代人に必要な能力は集める力ではなく、むしろ捨てる力です。

多拠点・二重生活を実現させるコツは、ものを減らすこと。

6.持ち物のサイズにこだわる

ものを選ぶ時の基準は、より小さく、ミニマムに。

例えば、家を選ぶ時には大豪邸ではなく、スモールハウスを。

常時持たなくてもいいものであればレンタルで済ます。

大は小を兼ねる時代は終わりました。

これからは、小よく大を制す時代です。

ポケットサイズのiPhoneを持ちましょう、薄型のMacbookを持ちましょう。

実は容積を小さくする技術こそ、難しいのです。

携帯電話、パソコン、オーディオ機器、すべてが時の流れと共に小型化されています。

日本は「スモール」に関しては突出した技術を持っています。

このお家芸をライフスタイルにも根付かせましょう。

7.お金に対する考えを緩める

お金は多ければ多いほどよい、さて本当にそうでしょうか。

給料が倍増しても幸福度はそれほど増えない、という研究結果もあります。

ブータンの国民幸福度が世界一高いのは、国民の所得が世界一高いからでしょうか?

違いますよね。

もちろん幸せな生活をするためにお金は大切ですが、そのために必要な額はあなたが決めるべきです。

多ければ多いほどよいのではなく、一人ひとりに最適な額があるはずです。

あなたが多拠点・二重生活をしたい理由は何ですか?

お金をもっと稼ぐためですか?

お金以外の価値を見出し、その理由さえクリアできるお金を取得できれば満ち足りるはずです。

お金を稼ぐためだけに人生を仕事だけに費やすことは本当にいい人生なのでしょうか。

家族や仲間といる時間など、楽しいと感じる時間が増えた方が幸せだと考えます。

8.能力の物々交換ができるようになる

あなたの強みやスキルはなんですか?

地方で良く見る光景ですが、採れたての野菜を自分の家だけで消化できずに配っていたり、実際にもらったことがあると思います。

それこそがまさに「スキルの等価交換」です。

ジャガイモが採れすぎたからあの人にあげよう!→ではお返しにキャベツをあげようといった流れです。

ここにお金は介在しておらず、物々交換がなされています。

これをあなたのスキルとして考えたらどうでしょうか?

お金だけでスキルを売るのではなく、能力の物々交換をしてみると、結果としてお金も仲間も増えていきます。

自分の能力を提供するマインドを持ち、貢献してみることで思わぬ良い偶然が生まれます。

9.自分にとっての「ハッピー」を明確にする

HAPPY
日本で暮らしていて不自由に感じることは大小様々ありますが、経済、社会保障の充実を見ると他国に比べ少なく感じます。

美味しいご飯を食べる選択ができ、家があって家族がいて、ベッドで寝ることができる。

そんな当たり前の毎日に揃っている物質的豊かさから、体験的豊かさにも価値を見出す人が多くなってきています。

そもそも、「豊かさ」とはなんなのでしょうか?

「豊かさ」と一言でいっても明確な定義や答えのあることではありません。

一人ひとりの価値観によっても変わるし、国や地域によっても違うもの。

理由や明確な根拠があるわけではないけれど、心に余裕があり、幸せな気分でいる状態を豊かさというのではないでしょうか。

それが、自分の選択によって得た豊かさなら幸せも倍増します。

体験的豊さとは?

自然のなかで感じることや、実際に使うことを体験的豊かさといいます。

例えば、漁や釣りに挑戦してみたり、畑仕事をしてみたりすることで得られた食料を自分で食べるというのは、体験的豊かさです。

すぐに手に入るようなお金で得た食材ではなく、自分の手によって植え、育て、収穫をする体験をすることによって得ている体験が達成感につながり、心の豊かさにもつながります。

同じように外で子どもと遊んだり、ピクニックに出かけたりなど自然と共存しながら心が満たされていくことは、体験的豊かに分類されます。

豊かさとは「自分の中の基準」を満たすことである。

ハッピーの形は人それぞれ。

ハッピーの形をまず絞り込むことで、やるべきことが明確になってくる。

都市部で生きるのもよし、地方で生きるのもよし、多拠点・二重生活もよし。

まずは、どのスタイルに心踊るかを決めて一歩踏み出そう。

10.less is more精神を持つ

「より少ないことは、より豊かなこと」

ドイツの建築家、ミースファンデルローエが唱えた秀逸で「今」を捉えた言葉のように思います。

現在の日本は、「モノ」や「情報」で溢れかえっています。

「家」のデザインをとって見ても、かつての豪華な「見た目だけの装飾」は今やかっこ悪く見え、「引き算のデザイン」をうまく取り入れる事のほうが重要度を増していると思います。

高度経済成長期に始まった大量生産・大量消費の時代は終わりました。

今は、長く使いたい本当に上質なものだけを選ぶ時代。

余分なものを持っていては、多拠点・二重生活はできません。

iPhoneをとって見ても、マニュアルもなく、キーボード等の余計なものがありません。

今までの家電といえば、分厚い説明書や、使われない多くの機能が搭載されていました。

リモコンに「これでもか」と機能がありましたが、全部使った事ありますか?

iPhoneの例をみると、共通しているのは「自分好みにカスタムしていく」という「選択」です。

作られたパッケージだけでなく「選択」していく時代になったといえるでしょう。

敷かれたレールの上を走るだけでは、すでに時代が変わったことから適合できないことが多くなっていると感じており「何が普通か?」わかりません。

自分の好きな人や尊敬する人の思考を真似てもいいと思います。

なぜならば、その真似事を自分なりにカスタマイズして「自分の軸」を形成していくことができるからです。

自分なりの普通を徐々に作っていこう!

以上、多拠点・二重生活をする為に必要な10のコトでした。

1.常識を疑ってみる
2.どこでも仕事ができる職業に変える
3.ITサービスを最大限活用する
4.ベースキャンプをふやす
5.所有するものを厳選し減らす
6.持ち物のサイズにこだわる
7.お金に対する考えを緩める
8.能力の物々交換ができるようになる
9.自分にとっての「ハッピー」を明確にする
10.less is more精神

ぜひ生活や仕事に取り入れて、多拠点・二重生活を実現させて下さい!
ianaka2

代表取締役 佐藤 駿
THE APP BASE株式会社/コワーキングスペースDEN運営
1984年9月27日生まれ。中央工学校 建築設計科卒。
建築業界(現場監督、設計事務所、家具デザイン)→ 東日本大震災で価値観が大きく変わり、IT業界へ転身。
長野(伊那)でコワーキングスペースDENを始め、地方から起業家を増やす→小さな経済圏を構築→日本経済に貢献するビジョン。
家族といる時間もしっかり確保できるようクラウドワークスタイル実践中!

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